作品紹介

自立して暮らすことが難しいと言われてきた、
知的障害を持つ人たちの物語です

知的障害を持つと言われる人は、現在日本で60万人以上もいます。彼らは社会の中で自立して暮らすことが難しいと言われてきました。そのため、多くの人が親元や入所施設で暮らすことを強いられています。しかし、それは彼らの本当の思いなのでしょうか?

大阪のとある街に、施設や親元から離れ自立している人たちがいます。彼ら彼女らはどんな日々を送っているのでしょうか? それぞれの物語が始まります。

「自立して地域で暮らす」、
その実現に挑んでいる人たちがいます

知的障害を持つ人でも、「自分で決め、普通に暮らすことができる」その難しい課題に長く取り組んでいる人たちがいます。そこには「障害者も一人の人間」という強い思いがありました。
「知的障害を持つ人が自立して地域で暮らす」その実現に挑んでいる人たちの日々を、この映画は見つめています。

パンジーについて

映画の舞台、
クリエイティブハウス 「パンジー」について

クリエイティブハウス「パンジー」は、知的障害を持つ人たちが、どんなに障害が重くても地域で普通に暮らすこと、を支援するために作った事業所です。人の思いを創る場にしたいとの願いをこめて「創思苑」(そうしえん)と名づけた社会福祉法人が東大阪で運営しています。
1993年に運営を開始して以来、さまざまな活動を試みてきました。パンジーの開始から23年がたった現在は、4つの拠点事業所と26ヵ所のグループホームなどを運営しています。パンジーとともに人生を歩んでいる知的障害を持つ人は、現在100人を超えています。

創思苑 WEBサイト